お食い初めを自分で用意してみた

上の子の時は、何もわからず、とりあえずネットでお食い初めセットを注文しました。でもどれもいいお値段の割に、みんなで食べるほどの量はないので、また別にご飯を用意する必要がありました。

なので、今回はリーズナブルに自分で用意してみる事に。自宅でできるお食い初めのやり方をご紹介します。

お食い初めとは?

赤ちゃんの生後100日をお祝いする儀式で、「一生食べる事にこまらないように」という願いをこめて、赤ちゃんに食べる真似をさせることです。

地域によってやり方や呼び名は違いますが、赤ちゃんが数ヶ月無事に成長できたことを、家族でお祝いし、感謝する意味合いがあります。

用意する物

  • 食器(飯椀、汁椀、平椀(温かい料理)、つぼ椀(冷たい料理)、腰高(歯固め)、平皿(鯛))
  • 歯固めの石
  • ご祝儀袋(飾り用)

食器は家にあるものと百均で揃えました。漆器も良いと思いましたが、ナチュラル素材でちょっとおしゃれっぽくしたかったので、木製の物を選びました。

歯固めの石は、上の子の時に買った御膳についていた物があったので、それを使いました。御祈祷したものがネットで購入できたり、お宮参りをした神社の石を借りたりするのでも良いそうです。

ご祝儀袋については後ほど説明します。

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献立(意味合い)

  • 鯛の塩焼き(長寿)
  • 赤飯(邪気を払う、魔除け)
  • 蛤のお吸い物(吸う力が強くなるように、良縁)
  • 煮物(れんこん→明るい先行き、筍→まっすぐすくすくと成長など)
  • 香の物(長寿)

【鯛の塩焼き】

スーパーで焼いてもらうこともできますが、私は自分でオーブンで焼きました。あまり大き過ぎるとオーブンにはいらないので、30cmくらいのものを600円位で購入しました。レシピはこちら↓

①スーパーで下処理してもらった鯛を購入

②塩を振って30分おき、水気をふく

③背びれと胸びれを広げて楊枝で止める

④焦げないようにヒレに化粧塩をつける

 *お祝いなので切れ目は入れない

⑤200℃のオーブンで30分焼く

これさえ自分で用意出来ればあとはそんなに難しくないです。

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【煮物】

筑前煮。にんじんやレンコンを飾り切りにすれば一気に華やかになりますね。

【香の物】

タコときゅうりの酢の物。タコは歯固めの意味合いがあるそうなので使いました。紅白でおめでたいなますを使う事が多いと思いますが、家族が苦手であまり食べてくれないので^_^;

【お吸い物】

全て作り終わって、よし完成〜と思った時に、すっかり忘れていた事に気がつきました笑 蛤を買い忘れたので、泣く泣く代わりに豆腐としいたけのお吸い物に。良縁に恵まれなかったらごめんね、、^^;

【その他】

伊達巻(フードプロセッサーと巻き簾を使って簡単にできます)

かまぼこ(こちらも飾り切りに)

今回は全部自分で作りましたが、ひとつひとつスーパーのお惣菜売り場で手に入るものばかりなので、安くて手軽にできますね。

盛り付け方

セリアで購入した赤いランチョンマットの上に見栄え良く並べました。

鯛のしたには天ぷら敷紙を折って敷きました。

ご祝儀袋を分解して、飾り部分を鯛の上に、袋部分を縦に半分に折って箸袋にしました。

儀式のやり方

  1. お祝い膳の前に、養い親(最年長の同性の人)が赤ちゃんを膝の上に乗せて座る
  2. 料理を順番に口元に近づけて、食べ真似をさせる
    ごはん→お吸い物→ごはん→お魚→ごはん→お吸い物 を、3回繰り返す(地域によって違いがあります)
  3. 最後に、歯固めの石にお箸を軽くちょんちょんとあてて、そのお箸をを赤ちゃんの歯ぐきに優しくちょんちょんとあてる。石のように丈夫な歯が生えますようにという願いをこめた歯固めの儀式でおしまいです。

今回は出来るだけコストを抑えて、手作りに拘って準備しました。

長女の時は、ネットで木のお重に入ったお料理を注文しました。食器を用意する必要がなかったので準備がとても楽でした。

お金をかけて豪華にするもよし、手作りにこだわるのもよし、お惣菜をうまく使うもよし、何にしても親の願いは同じ。赤ちゃんが健やかに育ってくれること、ですね。

去年注文したものはこちら↓